スナップ・ショット 42 No.420-429
429. ピンボケ

自転車で出かけた途中これを飲んでみた。 かなりいける。
で、自転車のサドルにのせて撮った。 ピントが通りのほうだが、大したことでもなかろう。
=2020-05-25 mon sharp aquos sh-o1l=
428. オオジシバリ ブタナ

近くの公園、ついこの間、草刈をやったばかりだが、また伸びてきて、写真のとおり。
=2020-05-25 mon sharp aquos sh-o1l=
黄色の花は、
オオジシバリというらしい*。
このたくましさゆえに、毎年この場所を占拠できるわけだ。
*追記: 今朝の散歩で、上の写真の場所で、黄色の花全体をよく見てみた。 これがその写真。
=2020-05-27 wed sharp aquos sh-o1l=
タンポポのような葉、枝分かれする茎。 これは、つまり、オオジシバリではなく、ブタナということになるようだ。
427. カキ

庭の柿の木に花が咲いた。
毎年、枝を切りすぎて、花も咲かなかったが、去年は我慢して切らなかったら、いっぱい花が咲いている。
=2020-05-22 fri sharp aquos sh-o1l=
426. シラン
=2020-05-22 fri sharp aquos sh-o1l=
雨続きで、庭のシランも濡れたまま。
右側の鉢植えのものも、単にシランとおぼえてたが、白い、むらさき・らん(紫蘭)ということになる。 「どっちや」と、つい関西弁になる。
ネットで見ると、シロバナ・シランと、普通に呼ぶらしい。
425. アスペクト比 250

この時期、ヘラ・オオバコが、よく目につく。 これは近くの浄水場入り口で撮ったもの。
写真のように細長い茎の上に展望台のような花序をつける。 力学的に無理があるデザインだと思うが、大丈夫の様子。
=2020-05-19 tue sharp aquos sh-o1l=

一本持ち帰って、茎の長さと直径を測ってみた。
全長 65 cm、直径 2.6 mm。 長さと幅の比率、アスペクト比は、 650/2.6 で、250 となる。
=2020-05-19 tue canon ixy digi55 es ps sx40hs=
たとえば、東京スカイ・ツリーは、高さ 634 m、下部は、一辺が 68 m の正三角形というから、アスペクト比は、 634/68 で、9.3。
さらに極端な場合を考えると、たとえば電柱がある。 これは、大体のところ、直径 30 cm、高さ 10 m なので、アスペクト比は、10/0.3 で、33。
やはり、アスペクト比 250 は、異常だ。 これをアンテナにあてはめると、直径 40 mm のパイプで、その 250 倍、つまり 10 m の自立アンテナができるわけで、ムセンをやっているヒトには、うらやましい話だ。

茎は、何本もの繊維を束ねているようにみえる。
で、10 倍のルーペでのぞいてみたのが、この写真。 6 本の繊維をよじらず、まっすぐに束ねて 1 本の茎に仕上げてある。
=2020-05-19 tue canon digi55=
やはり、それなりの仕掛けは、してある。
424. ザリガニ

二、三日前の朝の散歩中に出会ったザリガニ。
じろは、「なんだ、こいつは」、という感じで、あまり興味もないようだった。
=2020-05-15 fri sharp aquos sh-o1l=

場所は、大通りの歩道で、片側は田んぼ、反対側には、大きな調整池があるところ。 道路は、田んぼからは 10 m も上にある。
=2020-05-18 screenshot / national geospatial information authority=
国土地理院の地図で、標高をチェックしてみると、田んぼ 7 m、道路 16 m、調整池 9 m とある。 地図に数値を書き込んでみた。
ザリガニとかカメは、崖の向こうにも水面がある、ということは分かっていて、行き来するようだ。
423. スイレン
=2020-05-17 sun canon ps sx40hs=
満開のスイレン。 大きな花で、手を広げたくらい。 城址公園下の堀で。
422. E スポ

強い E スポ出現。 昨夕の NICT イオノ・グラム。
=2020-05-14 thu screenshot/nict ionogram 2020-05-14 18:15=
421. 夏は来ぬ

急に夏になってしまった。
近くの公園のユリノキ。 今朝の状態。
もう花が咲いているはずだが、よくは見えない。
=2020-05-13 wed sharp aquos sh-o1l=
420. 海わたる一族の神

珍しい本が、届いた。 その表紙。
世界遺産の宗像大社にまつわるマンガで、奈良盆地に大和政権が出来上がる頃の話が中心だ
#1。
=2020-05-04 mon canon ixy digi55=
よく知られている通り、この大社の一族は、古代のずっと以前から、玄界灘を中心に、海を超えて、日本各地と、交易しており、当局近くにも宗像神社がある。 地方によっては、胸肩、胸形、宗形、宗方、の字もあてるとか。
海洋を渡る一族の証としてか、魚のうろこを模したとみられる三角形を連ねた模様を、胸や肩にいれずみしていた、というのは、有名だ。 この慣習が、「むな・かた」 の語源ともいう。
「むなかた」 の名のつく神社は、全国で 69 社。 うち 13 社が、どういうわけか、印旛沼西側の台地上の狭い地域にあり、学術的にも興味ある対象だという
#2。
今の千葉 N.T. あたりだが、すべて丘の上にあるのに、船の字、港を意味する戸の字、がつく地名がいっぱいある。 宗像という土地もある。 「むなかた」 一族の東の拠点の名残だ。

これは、その 13 社のうちの一社、印西市・師戸にある宗像神社。
=2020-05-03 sun canon ps sx40hs=
海を渡る一族の神、というのは、学問の神、商売の神とかと較べると、そのイメージのスケールが、まるで違う。
版画家、棟方志巧は、宗像社と同じ神を祭る、青森県の善知鳥神社(うとうじんじゃ)の氏子で、「むなかた」 の一族であることを、生涯、誇りにしていたという。 よく分かる気がする。
#1: 漫画、 太神 美香 「海の民 宗像」 -玄界灘の守り神-
#2: 静岡理工科大学、名誉教授、矢田 浩 「宗像神を祭る神社の全国分布とその解析」